みんなの趣味の園芸
園芸はいよいよネクストステージへ
9月

住友化学園芸Presents ガーデンドクターのガーデン作業ワンポイント!住友化学園芸が月ごとの病気と害虫の予測をお知らせします。毎月の病害虫対策にお役立てください。

9月は夏野菜の収穫も終わりを迎え、秋冬野菜のタネまきと植えつけシーズンが始まります。
残暑が厳しく台風の到来も多いので、体調や天候に注意しながら園芸作業を行いましょう。

■チャドクガ
毛に毒を持つチャドクガに注意!

チャドクガは本州以南の各地に生息する毛虫で、チャノキ、ツバキ、サザンカなどツバキ科の葉に発生します。
4~5月、8~9月頃の年2回発生し、ふ化した幼虫は葉裏に群棲して葉を食害します。庭木では葉が一枚も残らないほど食害されることもあり、生育が悪くなったり、美観が著しく損なわれたりします。
また、チャドクガは人間にも害を及ぼします。小さな毒針毛(どくしんもう)と呼ばれる毒毛を持っており、直接触れたり、飛んできた毒毛が皮膚につくと赤い発疹が出てかゆくなります。個人差はありますが、完治するまで2週間ほどかかります。庭木の手入れをしていて知らないうちに触れて発症することもあるので注意が必要です。
防除は発見次第すぐに行います。毒毛に触れないようにするためには、幼虫ごと葉や枝を切り取って取り除いたり、割り箸などで取り除いたりするよりも、薬剤を散布しましょう。薬剤散布で駆除しても葉や枝に毒毛は残ることがあるので、十分注意してください。チャドクガに適用のあるベニカJスプレーはジェットトリガーで、高い所や近寄りたくない害虫を遠くから狙い撃ちできます。

アリ

ツバキ科の庭木は要注意!チャドクガには触らないで!!

■オオタバコガ
野菜の実や花の蕾を食害するオオタバコガ

オオタバコガは蛾の仲間で幼虫が植物を食害します。幼虫の発生は8〜9月にピークを迎えますが、高温と乾燥を好み、夏期が高温で雨が少ない年に多く発生する傾向にあります。
家庭園芸でつくられるトマトやナス、ピーマンなどを好んで食害します。トマト・ピーマンの果実や茎、カーネーションやバラの蕾に穴をあけて潜り込み、中身を食べるので、食用に適さなくなります。また、枝の中が食害されると、食害部分より上が枯れるため、花が咲かない、実がならないといった症状が出て、被害はさらに大きくなります。成虫は1卵ずつ産卵するので、幼虫が集団で発生することはありませんが、一か所に留まらず移動しながら次々に食害するため、発生数が少なくても被害は大きくなります。
果実の中まで侵入し食害されると薬剤が効かないので、食害された果実は取り除きます。果実に侵入される前の若齢幼虫の退治はもちろん、大型幼虫対策にはオオタバコガにも適用のあるベニカXネクストスプレーが効果的です。

トマトの果実に侵入した老齢幼虫と、枝の中を食害する若齢幼虫

過去の作業ワンポイントはこちら

気温の上昇に合わせてアブラムシの被害が広がる

5月に最も相談の多い害虫がアブラムシです。アブラムシは春から秋にかけて繁殖しますが、特に20~25℃の気温で最も旺盛に繁殖します。成虫は条件が良いと毎日数匹から十数匹の雌の幼虫を産み(卵胎生)、産まれた幼虫は10日前後で成虫になり、雌だけで幼虫をさらに産み続けて増殖していきます(これを単為生殖と言います)。
植物への被害は直接被害と間接被害があり、直接的な害は新芽や葉裏などに寄生して植物の汁液を吸って加害することです。小さな虫ですが、群棲して加害されることによるダメージは無視できず、生育が著しく悪くなり、美観も損なわれます。間接的な害はウイルス病を媒介することです。ウイルス病に感染した植物の汁液を吸った有翅(ゆうし:羽で飛ぶ)のアブラムシが次に健全な植物に移動して汁液を吸う時にウイルスが植物体に侵入することにより感染します。繁殖が旺盛なアブラムシの防除には長期間効果が続く家庭園芸用GFオルトラン粒剤などの浸透移行性剤がオススメです。

予防と早期発見が大切な「うどんこ病」

5月に相談の多い病気はカビ(糸状菌)が原因のうどんこ病です。小麦粉(うどん粉)をまぶしたようになる症状で、葉や花首に発生します。湿度が低いと繁殖しやすく、逆に雨が続くようなときには発生が少なくなります。アブラムシと同様で20~25℃程度の気温が最も発生に適しています。特に風通しの悪いところなどでは多発する傾向にあります。葉の表面が白いカビに覆われると光合成が阻害されたり、葉から栄養を横取りされたりするので生育不良になり、花が咲かない、野菜では食味が低下する、果実が肥大しない、ひどい場合には枯死するなどの被害があります。防除には手軽に使える殺虫殺菌剤のスプレータイプ、ベニカXネクストスプレーがオススメです。

■ナメクジ
夜の間に花弁や葉をかじる。這った跡を見つけたら出没の目印!

6月の梅雨時に最も活動が盛んになるのがナメクジです。
ナメクジは乾燥に弱く、日中は鉢底など湿っぽい場所に隠れています。日が暮れて暗くなってから活動するため見つけるのが困難です。
雑食性なので、いろいろな植物をかじりますが、特に植物の柔らかい部分、花弁、新芽や若葉を好んで食害します。咲いたばかりの花も被害にあいやすく、年1回しか咲かない洋らんなどでは大きなダメージとなります。特に幼苗期の被害は深刻で、苗そのものが食べられたり生育が止まったりすることがあります。
這った跡にナメクジ特有の粘液が残り、乾燥すると光って見えるため、加害場所にいなくても他の害虫の被害と区別できます。この粘液は水がかかると溶けてなくなります。
普段どこに隠れているかわからないナメクジには、誘い出し食べさせて退治するえさタイプの誘引殺虫剤ナメナイトがオススメです。

■黒星病
バラの葉に黒い斑点が出て、やがて葉全体が黄色くなってぱらぱらと落ちる。

6月の梅雨時に悩まされる病気が黒星病です。
黒星病の症状は、葉に黒いしみ状の斑点が生じます。斑点がだんだん大きく広がっていくと、やがて病斑部の周りから黄色く変色し落葉します。特にバラで被害が大きく、うどんこ病と並びバラの2大病害といわれます。
前年に被害にあった枝や落葉した葉の上で、病原菌(カビの仲間の糸状菌)が越冬し、翌春、雨滴のはね返りなどにより伝染します。そのため、気温20~25℃程度の比較的高温で雨が続く梅雨時に多発します。
落ちた葉はこまめに拾い処分して発生源をなくし、鉢植えの場合はなるべく雨に当たらないようにしましょう。マルチングをして、株元からの水のはね返りを防ぐと効果的です。また、なるべく発生する前に浸透移行する殺菌剤を散布して発生自体を予防するように心がけましょう。バラにはベニカXファインスプレーがオススメです。

■コガネムシ(成虫)
植物の葉を食害するコガネムシ

コガネムシは成虫、幼虫ともに植物に大きな被害をもたらす、やっかいな害虫です。7月は特に成虫による被害が多くなります。
成虫は果樹、落葉広葉樹や豆類の葉を、葉脈だけ残して網目状に食害します。外観が損なわれるのはもちろん、生育にも悪影響をおよぼします。バラの花にも群がって食害するので、要注意です。
種類によって異なりますが、成虫は5月ごろより現れ、メスの成虫は交尾後、土中に産卵します。幼虫の状態で越冬し、翌年の春先にはさなぎになります。7~8月ごろは産卵前で摂食量が多くなるため、この時期は被害が大きくなります。
成虫は庭木に潜んでいます。木をゆすると垂直に落下し、死んだふりをして、しばらくすると飛んで逃げます。発見したら、網などで素早く捕まえましょう。果樹などにつく成虫には水で薄めて使う殺虫剤のベニカ水溶剤、バラのコガネムシ成虫にはスプレータイプの殺虫殺菌剤ベニカXネクストスプレーでの防除がおすすめです。

■カミキリムシ
幼虫は幹の中をかじり植物に大きな被害を与える

カミキリムシは成虫、幼虫ともに植物の大敵です。成虫は樹皮をかじり食害します。幼虫は成虫よりも被害が大きくなるので注意が必要です。幼虫は「テッポウムシ」とも呼ばれ、1~2年間にわたって、枝や幹の中をトンネル状に食害します。樹勢が著しく衰え、枝や樹が枯れることもあります。
成虫は5~6月ごろに羽化し、主に新梢の樹皮を食害。その後、交尾をし、10日ほどで幹などに傷を付けて産卵を始めます。産卵期間は6~10月、最盛期は6~7月ごろです。庭でカミキリムシの成虫を見かけた場合は、数か所で産卵している可能性があります。地際に産卵することが多く、幼虫の侵入口からはおがくず状の虫糞が出るので、日ごろから観察しましょう。薬剤は水で薄めて使う殺虫剤、ベニカ水溶剤を複数回散布し、カミキリムシの成虫を先に防除します。樹幹に産卵された場合は、虫糞の出ている所が侵入口です。糞を取り除き、エアゾールタイプの殺虫剤園芸用キンチョールEを虫穴の中に噴射して、樹の中の幼虫を退治します。バラのカミキリムシ成虫退治には、スプレータイプの殺虫殺菌剤ベニカXファインスプレーがおすすめ。

■アリ
夏はアリの活動が活発に

アリは直接植物にダメージを与えることはないので、植物にとっての害虫ではありませんが、アリはアブラムシと共生関係にあります。アブラムシの排泄する甘い液体をアリが好むため、積極的にアブラムシを天敵から守ります。時には、屋内に侵入したり、庭で行列をつくったり、庭木の幹に巣をつくったりするので、「不快害虫」と呼ばれることもあります。庭の芝生にも巣がつくられやすいので注意が必要です。大多数のアリは巣内で生活しているので、巣ごと退治するのがポイント。巣の中のアリまで退治したい場合は、エサとして持ち帰らせ、食べさせて退治する顆粒タイプの殺虫剤アリアトールを巣の周りや通り道に散布します。庭の芝生には水性タイプで芝生でも安心して使えるアリアトールシャワー巣ごと退治、見つけたアリをすぐ退治したい場合は直接かけるアリアトールエアゾール、建物などへの侵入防止用には地面に帯状に散布するアリアトール粉剤がおすすめです。

■カメムシ
果実などの作物を害する

カメムシは、別名「クサムシ」や「ヘコキムシ」と呼ばれるように、触れると特有の悪臭を放つ害虫です。種類は多く、大きさ、形態、体色もさまざまですが、園芸作業中によく見かけるのはチャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、クサギカメムシなどです。春先から活動を開始し、年に1~2回発生します。ストローのような形の口器を植物に挿して吸汁します。ナシ、ブドウ、トマトやピーマンなど果実の被害が目立ちます。熟していない若い果実では、吸汁された部分がでこぼこになったり、変形したり、落果することもあります。熟した果実ではその部分が腐敗し、食べると異臭がします。コアオカスミカメにナスの新芽が加害されると、茎が曲がったり、新葉が奇形になったり、生育も悪くなります。エダマメなどの豆類もよく被害を受け、さやが吸汁されると実の入りが悪くなります。薬剤ではベニカ水溶剤ベニカベジフル乳剤が効果的ですが、一度の散布では退治は難しく、作用性の異なる殺虫剤を代わる代わるに散布すると効果的です。目安として、カメムシの発生に合わせてベニカ水溶剤を散布し、2~3週間後にベニカベジフル乳剤を散布すると効果的です。

  • 気温の上昇に合わせてアブラムシの被害が広がる

    5月に最も相談の多い害虫がアブラムシです。アブラムシは春から秋にかけて繁殖しますが、特に20~25℃の気温で最も旺盛に繁殖します。成虫は条件が良いと毎日数匹から十数匹の雌の幼虫を産み(卵胎生)、産まれた幼虫は10日前後で成虫になり、雌だけで幼虫をさらに産み続けて増殖していきます(これを単為生殖と言います)。
    植物への被害は直接被害と間接被害があり、直接的な害は新芽や葉裏などに寄生して植物の汁液を吸って加害することです。小さな虫ですが、群棲して加害されることによるダメージは無視できず、生育が著しく悪くなり、美観も損なわれます。間接的な害はウイルス病を媒介することです。ウイルス病に感染した植物の汁液を吸った有翅(ゆうし:羽で飛ぶ)のアブラムシが次に健全な植物に移動して汁液を吸う時にウイルスが植物体に侵入することにより感染します。繁殖が旺盛なアブラムシの防除には長期間効果が続く家庭園芸用GFオルトラン粒剤などの浸透移行性剤がオススメです。

    予防と早期発見が大切な「うどんこ病」

    5月に相談の多い病気はカビ(糸状菌)が原因のうどんこ病です。小麦粉(うどん粉)をまぶしたようになる症状で、葉や花首に発生します。湿度が低いと繁殖しやすく、逆に雨が続くようなときには発生が少なくなります。アブラムシと同様で20~25℃程度の気温が最も発生に適しています。特に風通しの悪いところなどでは多発する傾向にあります。葉の表面が白いカビに覆われると光合成が阻害されたり、葉から栄養を横取りされたりするので生育不良になり、花が咲かない、野菜では食味が低下する、果実が肥大しない、ひどい場合には枯死するなどの被害があります。防除には手軽に使える殺虫殺菌剤のスプレータイプ、ベニカXネクストスプレーがオススメです。

  • ■ナメクジ
    夜の間に花弁や葉をかじる。這った跡を見つけたら出没の目印!

    6月の梅雨時に最も活動が盛んになるのがナメクジです。
    ナメクジは乾燥に弱く、日中は鉢底など湿っぽい場所に隠れています。日が暮れて暗くなってから活動するため見つけるのが困難です。
    雑食性なので、いろいろな植物をかじりますが、特に植物の柔らかい部分、花弁、新芽や若葉を好んで食害します。咲いたばかりの花も被害にあいやすく、年1回しか咲かない洋らんなどでは大きなダメージとなります。特に幼苗期の被害は深刻で、苗そのものが食べられたり生育が止まったりすることがあります。
    這った跡にナメクジ特有の粘液が残り、乾燥すると光って見えるため、加害場所にいなくても他の害虫の被害と区別できます。この粘液は水がかかると溶けてなくなります。
    普段どこに隠れているかわからないナメクジには、誘い出し食べさせて退治するえさタイプの誘引殺虫剤ナメナイトがオススメです。

    ■黒星病
    バラの葉に黒い斑点が出て、やがて葉全体が黄色くなってぱらぱらと落ちる。

    6月の梅雨時に悩まされる病気が黒星病です。
    黒星病の症状は、葉に黒いしみ状の斑点が生じます。斑点がだんだん大きく広がっていくと、やがて病斑部の周りから黄色く変色し落葉します。特にバラで被害が大きく、うどんこ病と並びバラの2大病害といわれます。
    前年に被害にあった枝や落葉した葉の上で、病原菌(カビの仲間の糸状菌)が越冬し、翌春、雨滴のはね返りなどにより伝染します。そのため、気温20~25℃程度の比較的高温で雨が続く梅雨時に多発します。
    落ちた葉はこまめに拾い処分して発生源をなくし、鉢植えの場合はなるべく雨に当たらないようにしましょう。マルチングをして、株元からの水のはね返りを防ぐと効果的です。また、なるべく発生する前に浸透移行する殺菌剤を散布して発生自体を予防するように心がけましょう。バラにはベニカXファインスプレーがオススメです。

  • ■コガネムシ(成虫)
    植物の葉を食害するコガネムシ

    コガネムシは成虫、幼虫ともに植物に大きな被害をもたらす、やっかいな害虫です。7月は特に成虫による被害が多くなります。
    成虫は果樹、落葉広葉樹や豆類の葉を、葉脈だけ残して網目状に食害します。外観が損なわれるのはもちろん、生育にも悪影響をおよぼします。バラの花にも群がって食害するので、要注意です。
    種類によって異なりますが、成虫は5月ごろより現れ、メスの成虫は交尾後、土中に産卵します。幼虫の状態で越冬し、翌年の春先にはさなぎになります。7~8月ごろは産卵前で摂食量が多くなるため、この時期は被害が大きくなります。
    成虫は庭木に潜んでいます。木をゆすると垂直に落下し、死んだふりをして、しばらくすると飛んで逃げます。発見したら、網などで素早く捕まえましょう。果樹などにつく成虫には水で薄めて使う殺虫剤のベニカ水溶剤、バラのコガネムシ成虫にはスプレータイプの殺虫殺菌剤ベニカXネクストスプレーでの防除がおすすめです。

    ■カミキリムシ
    幼虫は幹の中をかじり植物に大きな被害を与える

    カミキリムシは成虫、幼虫ともに植物の大敵です。成虫は樹皮をかじり食害します。幼虫は成虫よりも被害が大きくなるので注意が必要です。幼虫は「テッポウムシ」とも呼ばれ、1~2年間にわたって、枝や幹の中をトンネル状に食害します。樹勢が著しく衰え、枝や樹が枯れることもあります。
    成虫は5~6月ごろに羽化し、主に新梢の樹皮を食害。その後、交尾をし、10日ほどで幹などに傷を付けて産卵を始めます。産卵期間は6~10月、最盛期は6~7月ごろです。庭でカミキリムシの成虫を見かけた場合は、数か所で産卵している可能性があります。地際に産卵することが多く、幼虫の侵入口からはおがくず状の虫糞が出るので、日ごろから観察しましょう。薬剤は水で薄めて使う殺虫剤、ベニカ水溶剤を複数回散布し、カミキリムシの成虫を先に防除します。樹幹に産卵された場合は、虫糞の出ている所が侵入口です。糞を取り除き、エアゾールタイプの殺虫剤園芸用キンチョールEを虫穴の中に噴射して、樹の中の幼虫を退治します。バラのカミキリムシ成虫退治には、スプレータイプの殺虫殺菌剤ベニカXファインスプレーがおすすめ。

  • ■アリ
    夏はアリの活動が活発に

    アリは直接植物にダメージを与えることはないので、植物にとっての害虫ではありませんが、アリはアブラムシと共生関係にあります。アブラムシの排泄する甘い液体をアリが好むため、積極的にアブラムシを天敵から守ります。時には、屋内に侵入したり、庭で行列をつくったり、庭木の幹に巣をつくったりするので、「不快害虫」と呼ばれることもあります。庭の芝生にも巣がつくられやすいので注意が必要です。大多数のアリは巣内で生活しているので、巣ごと退治するのがポイント。巣の中のアリまで退治したい場合は、エサとして持ち帰らせ、食べさせて退治する顆粒タイプの殺虫剤アリアトールを巣の周りや通り道に散布します。庭の芝生には水性タイプで芝生でも安心して使えるアリアトールシャワー巣ごと退治、見つけたアリをすぐ退治したい場合は直接かけるアリアトールエアゾール、建物などへの侵入防止用には地面に帯状に散布するアリアトール粉剤がおすすめです。

    ■カメムシ
    果実などの作物を害する

    カメムシは、別名「クサムシ」や「ヘコキムシ」と呼ばれるように、触れると特有の悪臭を放つ害虫です。種類は多く、大きさ、形態、体色もさまざまですが、園芸作業中によく見かけるのはチャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、クサギカメムシなどです。春先から活動を開始し、年に1~2回発生します。ストローのような形の口器を植物に挿して吸汁します。ナシ、ブドウ、トマトやピーマンなど果実の被害が目立ちます。熟していない若い果実では、吸汁された部分がでこぼこになったり、変形したり、落果することもあります。熟した果実ではその部分が腐敗し、食べると異臭がします。コアオカスミカメにナスの新芽が加害されると、茎が曲がったり、新葉が奇形になったり、生育も悪くなります。エダマメなどの豆類もよく被害を受け、さやが吸汁されると実の入りが悪くなります。薬剤ではベニカ水溶剤ベニカベジフル乳剤が効果的ですが、一度の散布では退治は難しく、作用性の異なる殺虫剤を代わる代わるに散布すると効果的です。目安として、カメムシの発生に合わせてベニカ水溶剤を散布し、2~3週間後にベニカベジフル乳剤を散布すると効果的です。

※このページは、住友化学園芸株式会社が(社)日本植物防疫協会のJPP-NETに集約された都道府県の情報や、お客様相談室に寄せられた情報をベースに、向こう1ヵ月間の家庭園芸で発生が予想される病害虫の防除方法についてご紹介しておりますが、天候状況や地域などにより異なる場合があります。予めご了承ください。

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商品の使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。